東京, 7月30日, /AJMEDIA/
スリランカ訪問中の林芳正外相は29日(日本時間同日)、最大都市コロンボでサブリ外相と会談し、経済危機に直面するスリランカの債務問題について協議した。日本外務省によると、林氏は最大の債権国である中国を念頭に「全ての債権国が参加する透明かつ公平な債務再編の重要性」を改めて指摘。サブリ氏は日本の貢献に謝意を示した。
続く苦境、頭脳流出懸念も 増税と歳出削減で国民困窮―スリランカ政変1年
スリランカは中国の巨額融資の返済に窮する「債務のわな」に陥り、日本が主導する多国間会合で救済協議が進行中。ただ、中国はオブザーバー参加にとどまっている。