東京, 7月13日, /AJMEDIA/
【ビリニュス時事】岸田文雄首相は12日午前(日本時間同日午後)、リトアニアの首都ビリニュスで北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談した。両氏は、今後の日本とNATOの協力について定めた新文書を発表。ロシアや中国の動向を踏まえて宇宙分野の安全保障や偽情報対策での連携を追加し、対話を強化する方針を打ち出した。
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首相は会談で、「新たな安保分野で絆、協力を深めたい。NATOとの連携をいっそう強化したい」と強調。事務総長は「中国の大規模な軍備増強、核戦力の近代化と拡大を懸念している」と述べた。
新しく策定したのは「国別適合パートナーシップ計画」(ITPP)で2023~26年の4年間が対象。これまでの国別パートナーシップ協力計画(IPCP)に代わる文書となる。