東京, 12月04日, /AJMEDIA/
佐賀県にある陸上自衛隊目達原駐屯地で3日、記念行事が行われましたが、当初予定されていた輸送機オスプレイのデモフライトは鹿児島県の屋久島沖での事故を受けて中止となりました。
吉野ヶ里町の目達原駐屯地では3日、創立記念行事が行われ千葉県の木更津駐屯地に暫定配備されている陸上自衛隊のオスプレイ1機が一般公開されました。
訪れた人たちは写真を撮ったり、機体の中をのぞき込んだりしていました。
オスプレイは当初、デモフライトを行う予定でしたが先月29日に鹿児島県の屋久島沖でアメリカ空軍のオスプレイが墜落した事故を受けて中止となりました。
陸上自衛隊は機体の安全性が確認されるまで飛行を見合わせることにしていて、3日、展示された機体も目達原駐屯地に待機することになっています。
佐賀市の30代の男性は「飛んでいるのを見たかったですが、事故の後で原因もわからないのでしかたないと思います。安全に配慮してもらえればと思います」と話していました。
佐賀県では佐賀空港西側の土地で陸上自衛隊の駐屯地の建設が進められていて、現在、木更津駐屯地に暫定配備されているオスプレイが再来年移転される計画です。