人類の月面再訪延期 早くても25年に―NASA

東京, 11月10日, /AJMEDIA/

米航空宇宙局(NASA)は9日、これまで2024年の実現を目指していた人類の月面再訪について、早くても25年に延期すると発表した。計画で使用する宇宙船「オリオン」開発の遅れに加え、着陸船製造をめぐる訴訟が主な理由という。
 NASAは米宇宙企業スペースXと着陸船製造の契約を締結したが、この決定に不満を持つ競合社の米ブルーオリジンが提訴。連邦裁判所が今月、ブルーオリジン側の訴えを退けた。NASAのネルソン長官は米メディアなどとの電話会見で、この訴訟によって「7カ月近くが失われた」と指摘。訴訟対応で計画の中断を余儀なくされたことが延期の主因だと説明した。

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