東京, 1月2日, /AJMEDIA/
学問の神様として知られる菅原道真をまつる京都市の北野天満宮で、正月恒例の書き初め、「天満書」(てんまがき)が行われています。
「天満書」は、京都市上京区の北野天満宮で「書の三聖」としてたたえられた菅原道真にあやかって書道の上達を願う恒例の書き初めです。
2日は親子連れなど多くの人たちが境内に設けられた会場を訪れ、姿勢を正して筆をとると「飛躍」や「挑戦」など、新年の抱負や願いを込めた文字を書き上げていました。
「切磋琢磨」と書いた京都府久御山町の中学3年生の女子生徒は「ことしは受験なので頑張って高校に入学し、勉強も部活も文武両道で頑張りたいです」と話していました。
また、兵庫県宍粟市から家族で訪れ、「平和」と書いた小学4年生の女の子は「いつも使っているものよりも半紙が大きくて少し難しかったけど、うまく書けました。家族や友達とも平和に一年間過ごしたいです」と話していました。
北野天満宮の書き初めは4日まで行われます。