東京, 10月23日, /AJMEDIA/
【ワシントン時事】米連邦最高裁は22日、人工妊娠中絶手術を事実上禁じる南部テキサス州の州法について、司法省による一時差し止めの申し立てを退けた。一方、同法の内容に関する審理は行うこととし、11月1日に口頭弁論を実施する。審理期間中、同法の効果は継続される。
妊娠6週目以降の中絶手術を規制する同法を「違憲」と捉えるバイデン政権は、差し止め請求を認めなかった二審の判断に異議を唱え、最高裁に上訴していた。しかし保守派の判事が多数を占める最高裁は、政府側の訴えを退けた。