中国海警が台湾漁船拿捕 金門島周辺、釈放要求応ぜず

東京, 7月03日 /AJMEDIA/

 台湾海洋委員会海巡署(日本の海上保安庁に相当)は2日夜、離島の金門島周辺海域で台湾漁船が中国海警局に拿捕(だほ)されたと明らかにした。通報を受けて急行した台湾海巡署の巡視艇が放送で釈放を求めたが、そのまま中国の港へ連行された。

 台湾海巡署によると、2日午後8時(日本時間午後9時)すぎ、操業中の台湾漁船が中国海警船2隻に臨検を受けていると船主から通報があった。海巡署の巡視艇が現場に急行したが、中国海警船に接近を阻まれた。現場周辺では海警船7隻が集まっていたという。中央通信社によると、漁船の乗組員は6人で、船長以外の5人は外国籍だった。

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