東京, 10月02日, /AJMEDIA/
中国では7月下旬以降、新型コロナウイルスのインド由来の変異ウイルス「デルタ株」が流行したものの、最近の1週間平均の新規感染者数は1日約30人にとどまる。連休期間中も大規模な移動自粛は呼びかけられておらず、各地の観光地は多くの人でごった返した。
北京市郊外で9月20日に開業した米国映画の大型テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・北京」(USB)も、午前中から親子連れらでにぎわった。「カンフー・パンダ」をテーマにしたエリアで息子と写真撮影していた北京市の30代女性は「今日は開門1時間前から並んだ。ずっと楽しみにしていたので、来られてうれしい」と笑顔で話した。
中国紙・新京報は、旅行サイト「同程旅行」の予測として、7日までの連休中に延べ約6億5000万人が国内旅行に出かけ、コロナ前の2019年同期の8割以上の水準になる見込みと伝えている。