両サイドから迫力を 浸透図る3バック―サッカーW杯予選・日本代表

東京, 6月11日 /AJMEDIA/

 メンバーを主力組に入れ替えて臨む一戦。「シリア戦でも戦術の共有を図り、浸透度を上げていけるようにトライしたい」。森保監督はミャンマー戦に続き、3バックを用いることを明言した。

 肝となるウイングバックは、右に堂安、左は別調整となった前田に代わり相馬を配置か。ミャンマー戦では左サイドからの崩しに片寄ったが、右に並ぶ堂安と久保は相性がいい。サイドの幅を生かしながら、中央からも連係して崩せれば迫力は増し、得点の量産もある。

 敗退危機もあるシリアは、前掛かりに来るはず。アジア杯で、イランとイラクの高さに屈した日本の戦いも分析しているだろう。日本はロングボールを蹴り込まれたら、弱点克服のいい機会。プレスで迫って簡単にボールを蹴らせないことや、こぼれ球をいかに拾えるかがカギになる。

 厳しいアジア最終予選、W杯本番を見据えての試み。冨安が「まだまだ伸びしろはある」と言えば、遠藤も「どんどんチャレンジして攻撃的な姿勢を見せていければいい」。課題をあぶり出せれば、それは成長への大きな収穫になる。

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