世界で「じょんがら節」を弾き続けて

東京, 3月20日, /AJMEDIA/

ハローみなさん!
三味線ロックユニットKUNI-KEN、四日市市観光大使のKUNIAKIです!

KUNI-KENで世界に挑戦したり、倭奏(わかな)津軽三味線教室で生徒たちに熱血指導や中学校のゲストティーチャーで熱く講演したりしています!

さて、先日、アゼルバイジャン公演の津軽じょんがら節の演奏動画が公開となりました!

動画を見て、改めて津軽三味線の独特の世界観を、KUNI-KENを通してもっともっと世界に発信していきたいと強く感じました。

「そうだよなー」と
海外公演を重ねるたびに思います。

伝統楽器である以上、その楽器の起源、歴史、ジャンルをキチンと知ることは、今でも大事なことであると思っています!

しかし、その一方でそれにとらわれすぎて新しい感動が生まれないというのは考えものです。

先人達は、その時代にあった師匠や情報、環境下で素晴らしい芸能を作ってきてくれました。

それを次世代が引き継ぎ、ベースにして新しい形も作っていかないといけないんじゃないかと思うのです。

世界に出ると、オーディエンスは先入観が無い。
まあ、日本でもほとんどが津軽三味線を知っていても、津軽民謡云々は知らない人が多い。

そこで感動を与えないといけない。   

世界で感じたのは、
「足場がキチンとできた津軽三味線を弾き、自信を持って届けられる自分のスタイルを作る。」

これです!

コアの人に届ける為に、こうでないといけない感が強くでで、偏った考え方の中で、ポテンシャルが広がらないことは避けたいですね。

どんどん世界に出て、その時の自分のスタイルで勝負することが、伝統楽器の可能性も広め、未来にも広がっていくと思いました。

エレキギターやピアノも、
先人達の勉強は必要です。

でも、それだけではいけない。
その歴史が長いのは先人達から受け継いだものを、アップデートしながらバトンを繋いでいくプレイヤーがたくさんいたからだと思います。

楽器に共通しているのは、自分が世界で演奏する時に、誰かのコピーやカバーだけでは通用しないという世界戦です。

僕も生徒がいますが、津軽三味線のどこに魅力を感じて来たのか必ず聞きます。

じょんがら節の曲弾き
千本桜
嬉しいことにKUNI-KENのオリジナル曲
吉田兄弟さんや上妻さんのオリジナル曲などなど。

もはや、民謡のジャンルから抜け出したものからが多い。

だから、津軽三味線の曲弾きの基礎をまず学ぶのは大前提ですが、民謡ばかりコアのものばっかりではなく、津軽三味線が似合う時代に合った曲も楽しんで行けば、ギターやピアノのようになる時代が来ると信じてます!

同じ和楽器なら、和太鼓ぐらいなニーズを目指したいですね!

というわけで、アゼルバイジャン公演で演奏した、津軽じょんがら節の曲弾きノーカットの動画です!

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