一力棋聖が初の本因坊 「光栄な気持ち」―囲碁

東京, 7月21日, /AJMEDIA/

囲碁の井山裕太本因坊(34)=王座、碁聖と合わせ三冠=に一力遼棋聖(26)が挑戦する第78期本因坊戦7番勝負の第7局が19、20日、三重県鳥羽市で打たれ、一力棋聖が218手で白番中押し勝ちし、4勝3敗として本因坊のタイトルを初めて奪取した。
 碁聖と天元を獲得した2020年以来の二冠。井山三冠は本因坊戦11連覇で途切れ、二冠に後退した。
 一力新本因坊は終局後の記者会見で「終わったばかりでまだあまり実感はないが、とりあえずほっとしている」と笑顔を見せた。最も歴史のあるタイトルを獲得したことについて「恐れ多い気持ちもあるし、光栄な気持ちもある。実力的には、まだまだ歴代の本因坊には及ばない部分が多い」と謙虚に語った。

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