東京, 7月04日, /AJMEDIA/
政府は3日、対話型の人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米オープンAIなど主要なAI開発事業者との意見交換会を行った。政府側からは「AI戦略チーム」のチーム長を務める村井英樹首相補佐官が出席。偽情報対策や犯罪への悪用などリスクへの対応や活用促進に協力するよう事業者に要請した。
生成AI利用で競争力向上を 村井英樹首相補佐官インタビュー
意見交換会にはこのほか、米マイクロソフトと米グーグルそれぞれの日本法人幹部らが参加。事業者側からは、AIが学習するデータから有害な情報を取り除く技術や、個人情報を消去する技術などの開発状況について説明があった。
村井補佐官は意見交換会の冒頭、透明性と信頼性の確保を要請した上で、「リスク対応を進めつつ開発利用を促進する方針であり、取り組みに協力いただきたい」と述べた。