東京, 10月09日, /AJMEDIA/
【ニューデリー時事】アフガニスタン北部クンドゥズのモスク(イスラム礼拝所)で8日、金曜礼拝中に爆発が起き、AFP通信は地元病院関係者の話として、少なくとも55人が死亡したと伝えた。国営メディアによると死傷者は180人以上に上った。8月末に駐留米軍が撤収して以降、最悪のテロとなった。
ロイター通信によると、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行を主張した。地元当局者は「モスク内で子供が自爆した」と述べ、子供を使ったテロの可能性を示唆した。モスクには、IS系武装勢力が敵視する少数派のイスラム教シーア派信者が集まっていた。
爆発が起きたモスク内で地元住民が撮影したとされる動画には、血を流し、床に倒れた多数の人々が映っていた。地元民放トロTVは地元治安当局者の話として「モスクでは爆発当時、300人以上が礼拝に参加していた」と報じた。