メキシコ初の女性大統領誕生へ 与党シェインバウム氏が圧勝

東京, 6月3日 /AJMEDIA/

2日行われたメキシコ大統領選は即日開票され、左派与党「国家再生運動(MORENA)」のクラウディア・シェインバウム前メキシコ市長(61)が圧勝した。「マチスモ」と呼ばれる男性優位の価値観が根強いメキシコで、女性が大統領に就任するのは初めて。

 選管によると、シェインバウム氏の最終得票率は少なくとも約58%となる見通しで、最大約28%の野党連合のソチル・ガルベス上院議員(61)に約2倍の差をつけた。高い人気を誇るロペスオブラドール大統領の後継者をアピールし、大統領や党の支持票を手堅くまとめた。

 シェインバウム氏は3日未明に勝利を宣言。「公正で、より豊かなメキシコを建設するために歩み始めよう」と述べ、国民の団結を訴えた。10月1日に就任し、任期は6年。

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