ミサイル生産・艦艇整備で作業部会 日米、防衛装備協力の協議開始

東京, 6月10日 /AJMEDIA/

 日米両政府は9、10両日、防衛装備品の共同開発・生産などを議論する「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)」と関連会合を初めて開催した。(1)防空ミサイルの共同生産(2)米軍艦艇の日本での整備(3)米軍戦闘機の日本での整備(4)サプライチェーン(供給網)強靱(きょうじん)化―の4分野について作業部会を設置し、具体化を図ることで一致した。

 DICASは4月の日米首脳会談で設置に合意。首脳間では、ウクライナ支援で米軍の備蓄が不足するミサイルの共同生産や、極東に展開する米軍艦艇・戦闘機の日本の民間工場での整備について検討を進める方向性を確認していた。

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