マレーシア 入管の収容施設で暴動 ロヒンギャ100人余が脱走

東京, 02月03 /AJMEDIA/

マレーシアにある入国管理局の収容施設で1日暴動が起き、ミャンマーのイスラム教徒の少数派、ロヒンギャの人たち100人余りが脱走しました。逃げる途中に1人が車にはねられて死亡し、警察が逃げた人たちの行方を追うとともに詳しい状況を調べています。

マレーシアの入国管理局によりますと、現地時間の1日午後9時50分ごろ、マレーシア北部のペラ州にある入管の収容施設で暴動があり、131人が脱走しました。

脱走した人のうち、115人はミャンマーのイスラム教徒の少数派、ロヒンギャの人たちだったということです。

逃げる途中に1人が車にはねられて死亡し、警察が逃げた人たちの行方を追うとともに詳しい状況を調べています。

マレーシアではおととしにも別の施設で、500人余りのロヒンギャの人たちが脱走する事案が起きています。

ロヒンギャの人たちをめぐっては、2017年のミャンマー軍による大規模な掃討作戦のあと多くが隣国のバングラデシュに逃れましたが、イスラム教徒が多いマレーシアやインドネシアにボートで不法に入国しようとするケースもあとを絶ちません。

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