ボーイング 新有人宇宙船 カウントダウン途中で打ち上げ延期に

東京, 6月2日 /AJMEDIA/

アメリカの航空機大手、ボーイングが開発している新しい宇宙船の打ち上げが直前で延期になりました。打ち上げは試験飛行として初めて宇宙飛行士が乗っていてカウントダウンの途中で延期されるのは先月に続いて2回目です。

ボーイングが開発を進めている宇宙船「スターライナー」は、ロケットの先端に搭載され、NASA=アメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士2人を乗せて、アメリカ南部フロリダ州にある発射施設から日本時間の2日未明に打ち上げられる予定でした。

しかし、打ち上げまで4分を切ったところで、ロケットに関係する地上側のコンピューターの不具合でカウントダウンが止まり、打ち上げは延期されました。

カウントダウンの途中で打ち上げが延期になるのは先月に続いて2回目です。

ボーイングなどは詳しい原因を調べた上で次の打ち上げの期日を決めるとしていて最短で今月5日に再び、打ち上げを行うことにしています。

スターライナーは開発が当初の予定よりも遅れていますが、今回の試験飛行は、初めて宇宙飛行士が搭乗し、打ち上げから帰還まで問題なく行えるかを確かめるのがねらいで、実用化に向けて開発は最終段階に入っています。

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