プーチン氏は「侵攻決断」 ウクライナ危機、外相会談へ―米大統領

東京, 2月19日, /AJMEDIA/

 バイデン米大統領は18日、ホワイトハウスで記者会見し、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻を決断したとの見方を示した。その上で、なお外交努力を続けると強調し、侵攻が行われない限り、24日に欧州で米ロ外相会談を開くと表明した。
 バイデン氏は、プーチン氏が侵攻に向けて決意したのかと問われ「現時点で彼は決断したと確信している。信じるに足る理由がある」と語った。ただ、理由の詳細には踏み込まなかった。一方で「ロシアはまだ外交を選択することができる」と述べ、緊張緩和に向けて対話を継続するよう訴えた。
 また、ここ数日間に親ロシア派武装勢力が挑発を試み、ウクライナ政府軍との紛争の停戦を定めた「ミンスク合意」に違反していると批判。ウクライナ側が攻撃を仕掛けていると虚偽の主張を行うことで、ロシアが侵攻の口実づくりを図っていると非難した。
 さらに、ロシア軍が数日以内の侵攻を計画し、ウクライナの首都キエフを標的にしていると指摘。米国と同盟・友好国は「ウクライナ国民を支持する。ロシアに行動の責任を取らせる」と語り、ロシア軍侵攻に備え、「厳しい制裁を科す準備がある」と警告した。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts