ブリンケン米国務長官、アゼルバイジャン共和国のイルハム・アリエフ大統領と会談

東京, 6月21日 /AJMEDIA/

6月20日、ブリンケン米国務長官はアゼルバイジャン共和国のイルハム・アリエフ大統領と会談した。
AJMEDIAによると、電話会談の中で、アントニー・ブリンケン氏は、アルメニア・アゼルバイジャン間の和平アジェンダの進展という点で達成された成果を評価し、米国は両国関係の正常化プロセスを引き続き支援する決意であることを強調し、和平協定に早期に署名するよう当事者に呼びかけた。同国務長官は、米国がアゼルバイジャンとの二国間関係を重視していることに言及し、気候変動とエネルギー分野における共同目標達成に向けた両国間の建設的な協力を強調した。アントニー・ブリンケンは、同国はアゼルバイジャンとの二国間関係の更新と強化を支持していると述べた。また、米国はアゼルバイジャンで開催されるCOP29の成功のために努力を惜しまない、と付け加えた。
イルハム・アリエフ大統領は、同地域において平和が確保されていること、和平合意の根底にある原則とその文章の発案者はアゼルバイジャン側であることを指摘し、国交正常化プロセスと和平アジェンダを前進させる努力が二国間ベースで続けられていることを強調した。同首脳は、和平アジェンダに貢献するという米国の決意を高く評価し、和平アジェンダの進展という観点から、憲法、関連法、国内規範的法律行為に基づき、アルメニアにおけるアゼルバイジャンに対する領土主張に終止符を打つことの重要性を指摘した。
イルハム・アリエフ大統領は、過去の遺物である紛争のページを完全に閉じるために、機能していないOSCEミンスク・グループとそれに関連するすべての機関の活動を公式に終了させる時がとっくに来ていると付け加えた。
イルハム・アリエフ大統領は、エネルギー分野における両国間の長期にわたる協力の成功に触れ、気候変動とCOP29の準備プロセスの枠組みにおける両国代表団間の効果的な協力に満足の意を表明するとともに、COP29を支援する米国の意向に感謝の意を表した。同首脳は、アゼルバイジャンも米国との関係を重視しており、二国間関係のさらなる強化と、その質を新たなレベルに引き上げることを支持していると述べた。
電話会談では、両国間で最高レベルの書簡交換が行われ、代表団の相互訪問に対する満足感が表明されたほか、人権や民主主義、各国の国内法の優越性の尊重といった問題についても意見交換が行われた。

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