ヒョンデ、屋久島に電気バス5台 岩崎産業と基本合意書締結、国内初投入

東京, 7月23日 /AJMEDIA/

 韓国・現代自動車の日本法人「ヒョンデモビリティジャパン」(横浜市)は、鹿児島県を中心に交通・観光事業などを手掛ける岩崎産業(鹿児島市)との間で、同県・屋久島での運行を目的とした電気バス5台の販売に関する基本合意書を締結した。今月18日付。日本市場へのヒョンデのEVバス投入は初めて。

 導入が決まったのは、リチウムイオンバッテリー搭載の中型電気路線バス「ELEC CITY TOWN(エレクシティタウン)」で、航続距離は200キロ以上。

 世界自然遺産に登録されている屋久島では、島で使う電力の99%以上を自然エネルギーの水力発電が担っている。岩崎産業の岩崎芳太郎社長は「わが社は屋久島で乗り合いバス27台、貸し切りバス22台があり、時間をかけて全部を電気バスに替えていきたい。経営方針としてゼロエミッションを目指したい」と話した。

 ヒョンデモビリティジャパンの趙源祥(チョ・ウォンサン)社長は「日本が誇る自然遺産の屋久島でEVバス1号車を納車できることはうれしい」と述べた。

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