東京, 7月14日 /AJMEDIA/
パナソニックEWネットワークスは、物販を中心したスイッチングハブ事業と、施工、保守、運用を含めたソリューション事業の中身など事業説明会を実施した。会場では、重要性が高まる「雷サージ」搭載のスイッチングハブも披露した。
パナソニックEWネットワークスは1989年に設立。ネットワーク事業からスタートし、ワイヤリング(配線)やスイッチングハブなどに事業を広げてきた。カメラや画像解析技術と組み合わせ、顔認証や生産設備監視などにつながる映像ソリューション事業や入退ソリューション事業なども手掛ける。
パナソニックEWネットワークス 代表取締役社長の元家淳志氏は「私たちの強みはワンストップの現場対応力。商品開発から施工、データを収集、分析し、未来に向けた改善策を見出す。保守やメンテナンスまで一貫してサポートすることで、長く寄り添い続けるパートナーを目指す」と話す。
事業構成で半数以上を占めるスイッチングハブ事業については「『PoE(Power over Ethernet)』と呼ばれる、通信線上に電力をあわせて供給できる技術に対応したスイッチングハブにおいて、国内シェアの上位を占めている」(元家氏)と説明する。これにより、LANケーブル1本で最大90Wの電力供給ができ、複数の電源工事をすることなく、安全かつスマートな配線が可能になるという。