ハイタッチ、抱擁、歓喜の渦 「筋書き通りの最後に感動」―ニューヨーク・WBC

東京, 3月23日, /AJMEDIA/

【ニューヨーク時事】ニューヨーク・マンハッタン中心部のパブで21日夜(日本時間22日午前)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝をテレビ観戦し、日本代表「侍ジャパン」を応援するイベントが開かれた。会場には現地に住む日本人を中心に大勢のファンが詰め掛け、日本が米国を下して優勝を決めた瞬間、歓喜の叫びが響き渡った。
会場はバーカウンターとテーブルが置かれた2階の飲食用スペース。20台以上のテレビが並び、200人を優に超えるファンが「侍」たちの活躍を祈った。日本が1点リードの9回表。大谷選手がマウンドに上がり、米大リーグ、エンゼルスの同僚のトラウト選手を三振に仕留めて優勝を決めると会場は興奮のるつぼに。ファンが抱き合い、ハイタッチをしながら感動を分かち合った。
 美容師の池田瞳さんは「ダルビッシュ選手、大谷選手(のリレー)というストーリー通りの最後に大感動」と興奮を隠せない様子。会社員の高木貴之さんは「『侍』の活躍は日本と海外にいる日本人の励みになる」と力強く語った。
 ニューヨーク在住で日本好きのアナー・エンサハンさんは最終回の大谷選手とトラウト選手の対決に触れ「素晴らしいゲーム」と強調。「村上選手、吉田選手、岡本選手が印象に残った」と振り返った。
 一方、大谷選手らの活躍を受け、曽根健孝・在ロサンゼルス総領事が日本メディアに対し、「南カリフォルニアを管轄する総領事として、当地と縁の深いダルビッシュ選手、大谷選手、ヌートバー選手の大活躍に感銘を受けました」と喜びのメッセージを寄せた。

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