東京, 7月8日, /AJMEDIA/
テニスのウィンブルドン選手権男子シングルスで、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が7日に記者会見し、腹筋の肉離れのため8日の準決勝を棄権すると発表した。対戦予定だったニック・キリオス(オーストラリア)は不戦勝となり、四大大会のシングルスで初の決勝進出を決めた。
36歳のナダルは「この状況で2試合勝つのは無理だと思うから決断した。プレーし続ければ悪化するのは明らかだ。とても残念」と述べた。
ナダルは今年の全豪、全仏オープンを制覇。四大大会の通算優勝回数を22に伸ばし、自身の持つ男子史上最多を更新した。今大会は6日の準々決勝でテーラー・フリッツ(米国)をフルセットの末に下した。
キリオスは、8日に行われる準決勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)―キャメロン・ノリー(英国)の勝者と決勝で対戦する。