デビッド・ボウイさんの楽曲権利 米音楽会社が取得

東京, 1月5日, /AJMEDIA/

アメリカの大手音楽会社は、数々の名曲を生み出し6年前に亡くなったイギリスのロック歌手、デビッド・ボウイさんが手がけた楽曲の権利を取得したと発表しました。取得額について複数のメディアは日本円でおよそ290億円に上ると伝えています。

2016年に69歳で亡くなったデビッド・ボウイさんは「レッツ・ダンス」や「ヒーローズ」など数々の名曲を生み出し、「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」にも選ばれたイギリスのロック歌手です。

アメリカの大手音楽会社「ワーナー・ミュージック・グループ」は、傘下の会社がボウイさんが手がけた楽曲の権利を取得したと3日、発表しました。

楽曲には生前に発売された26のアルバムなどが含まれるということです。

取得額は公表されていませんが、複数のメディアはおよそ2億5000万ドル、日本円でおよそ290億円に上ると伝えています。

楽曲の権利の売却はノーベル文学賞を受賞したシンガーソングライターのボブ・ディランさんも2020年に行うなど、ここ数年相次いでいます。

背景には楽曲の配信サービスの利用が拡大するなか、権利を取得することで収益の増加を見込む音楽会社側のねらいもあるとみられます。

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