ソフトバンクがデータ拠点 シャープ堺工場に、25年稼働

東京, 6月8日 /AJMEDIA/

 シャープは7日、液晶事業を縮小するため9月末までに生産を停止する堺工場(堺市)の一部売却に向け、ソフトバンクと独占交渉権を含む基本合意書を結んだと発表した。ソフトバンクは、土地・建物の一部を譲り受け、生成AI(人工知能)の開発などに活用する大規模なデータセンターを構築する計画で、2024年秋の着工、25年中の本格稼働を目指す。

 堺工場の跡地活用を巡り、シャープは先にKDDIなどともAIデータセンター設立に向けた協議を始めることで合意している。ソフトバンクとは別の敷地を提案して協議を続けていくという。

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