ソニー、2K映像も低ノイズで高精細、新「ブラビア」4Kテレビ登場

東京, 4月11日, /AJMEDIA/

ソニーは4月10日、Mini LEDバックライトを搭載した液晶テレビ「X95L」シリーズなど、6シリーズ22機種の4K有機EL、液晶テレビを発表した。独自のコンテンツサービス「BRAVIA CORE(ブラビアコア)」を採用したほか、新「ゲームメニュー」の追加など、エンターテインメント機能を強化している。発売は4月22日から順次。

 発表されたのは、4K有機ELテレビの「A80L」、4K液晶テレビの「X95L/X90L/X85L/X80L/X75WL」。43〜85V型までを取りそろえる。
上位機となるA80LとX95L/X90Lには、認知特性プロセッサー「XR」を搭載し、奥行き、コントラスト、色表現を強化。新技術「XR クリアイメージ」により、放送波やネット動画などのノイズや速い動きのブレを抑制でき、映像の中の動く箇所を識別することで該当区分のブレを抑制し、精細感のある映像を実現する。X95Lでは、「XR バックライト マスタードライブ」によってMini LEDバックライトを自在に制御するほか、「XRコントラスト ブースター」の進化により、高コントラストの映像を再現。直下型LED部分駆動を採用したX85Lシリーズは、LEDバックライトを液晶パネル下に配置し、映像全体を小さなブロックに分けてコントロールすることで、暗いシーンでも奥行きや細部まで表現できるとしている。

 X95Lシリーズは、独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ プラス」を新搭載し、従来、画面裏に配置していたトゥイーターをフレームの裏に移動。フレーム自体を振動することで、高域の音が前へダイレクトに届くようにしたという。A80Lは、有機ELパネル自体を振動させて音を出す「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」、4K液晶テレビX90Lシリーズは液晶テレビの画面から音が出ているかのような「アコースティック マルチ オーディオ」を搭載する。

 X75WLシリーズを除く全機種に独自のコンテンツサービスBRAVIA COREを備え、映画の視聴が可能。「IMAX Enhanced」と立体音響を体験できる「Dolby Atmos」に対応し、映画館にいるような臨場感を体験できるとしている。

 本体には、省電力設定やスリープタイマーなど、エコ関連の設定を一カ所に集約した「ECOメニュー」を装備。エコ関連の設定を選択すると、画面の木の葉っぱの大きさが変化するなど、環境への配慮を「見える化」している。

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