東京, 6月20日 /AJMEDIA/
英南西部にある世界遺産「ストーンヘンジ」で１９日正午（日本時間午後８時）ごろ、英環境保護団体「ジャスト・ストップ・オイル」の支援者２人が巨石にオレンジ色の粉を噴射した。同団体は、英次期政権に化石燃料を段階的に廃止する条約への署名を求めるための行動だとしている。
２人は２１歳と７３歳の男で、突然駆け寄ると、複数の石に粉を吹き付けて座り込んだ。英メディアによると、トウモロコシの粉のため、雨で洗い流されるという。
スナク首相は「恥ずべき破壊行為だ」と非難。地元警察は２人を古代遺跡損壊の疑いで逮捕した。
ストーンヘンジは先史時代の巨大環状列石。夏至には毎年、日の出を祝う祭典が開かれ、今年も２０日夜から数千人が集まるとみられている。
