東京, 01月04日, /AJMEDIA/
スキージャンプ、男女のワールドカップがオーストリアで行われ、このうち「ジャンプ週間」の3戦目を兼ねた男子では、エースの小林陵侑選手が3戦連続で2位に入りました。2シーズンぶり通算3回目の「ジャンプ週間」総合優勝を目指す小林選手は、残り1戦でトップに立ちました。
スキージャンプのワールドカップは3日、男女ともにオーストリアで開催されました。
このうち、ジャンプ男子のワールドカップ個人の第11戦は、年末年始恒例の4試合で争う「ジャンプ週間」の3戦目を兼ねて、オーストリアのインスブルックでヒルサイズ128メートルのラージヒルで行われました。
今シーズンの「ジャンプ週間」は2戦連続で2位に入っている小林選手は、1回目、ヒルサイズを超える128メートル50をマークし、2位につけました。
2回目は132メートルと大きく飛距離を伸ばして合計ポイント258.7としたものの、トップに8.8ポイント届かず3戦連続で2位に入りました。
4戦8回のジャンプの合計ポイントで争う「ジャンプ週間」の総合は、残り1戦で小林選手が2位に4.8ポイント差をつけてトップに立ち、2シーズンぶり通算3回目の総合優勝へ前進しました。
一方、女子はオーストリアのフィラハで個人の第7戦がヒルサイズ98メートルのノーマルヒルで行われました。
日本勢のトップは、今シーズン初戦で優勝している伊藤有希選手で、1回目に89メートル、2回目に90メートルを飛び、4位に入りました。
男女を通じて最多となるワールドカップ通算63勝を挙げている高梨沙羅選手は、1回目は85メートル、2回目は91メートルで、9位でした。