スキージャンプ女子W杯 伊藤有希5位 高梨沙羅は11位

東京, 01月05日, /AJMEDIA/

スキージャンプ女子のワールドカップがオーストリアで行われ、伊藤有希選手が日本勢トップの5位に入りました。ワールドカップ通算63勝を挙げている高梨沙羅選手は11位でした。

スキージャンプ女子のワールドカップは4日、オーストリアのフィラハでヒルサイズ98メートルのノーマルヒルで行われました。

日本勢は今シーズンの初戦で優勝した伊藤選手や、男女を通じて最多となるワールドカップ通算63勝を挙げている高梨沙羅選手など5人が出場しました。

このうち伊藤選手は、1回目でヒルサイズに迫る95メートルをマークし3位につけました。しかし、2回目は89メートルと飛距離を伸ばせず、合計ポイント240.0で順位を2つ下げて5位でした。

一方、高梨選手は、1回目に88メートル50、2回目も88メートル50で合計227.3で11位でした。

このほかの日本勢は
▽勢藤優花選手が17位
▽丸山希選手が26位
▽一戸くる実選手は上位30人で争う2回目には進めず32位でした。

優勝は、スロベニアのニカ・プレブツ選手で1回目に94メートル50、2回目で95メートルをマークし合計275.6で今シーズン4勝目です。

高梨沙羅「被災地の皆さんに元気や勇気与えるパフォーマンスを」
今シーズンはまだ表彰台に立っていない高梨沙羅選手は「1回目はスムーズにいけたが2回目は踏み切りのタイミングが遅れしまったので、そこが反省点だ」と、この日のジャンプを振り返りました。

そして、日本での開催となるワールドカップの次の試合に向けて「今、日本は能登半島地震で大変な中、私は試合をさせていただいている。私には何ができるかと考えたときに、しっかりと結果を残して被災地の皆さんに元気や勇気を与えられるようなパフォーマンスをするのが一番だと思っている。日本での大会では少しでもいいパフォーマンスができるように準備していきたい」と決意を新たにしていました。

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