東京, 02月05 /AJMEDIA/
スキージャンプ女子のワールドカップ第16戦がドイツで行われ、伊藤有希選手が3位に入り、今シーズン4回目の表彰台に上がりました。
スキージャンプの女子のワールドカップ第16戦は4日、ドイツのビリンゲンでヒルサイズ147メートルのラージヒルで行われました。
日本勢は、今シーズン2勝を挙げ、個人総合ランキングで2位につけている伊藤選手や、前日の第15戦で2位に入り、今シーズン初めて表彰台に上がった高梨沙羅選手、そして勢藤優花選手の3人が出場しました。
前日に続き雨が降るコンディションで始まった伊藤選手の1回目は、137メートルを飛んで4位につけました。
逆転優勝をねらった2回目は有利な向かい風の中、ヒルサイズまで迫る144メートル50と大きく飛距離を伸ばし、合計ポイント215.5で3位に入り、今シーズン4回目となる表彰台に上がりました。
一方、今シーズン初優勝を目指した高梨選手は1回目、不規則な風が吹く中、138メートル50を飛んでトップと7.4ポイント差の2位と好位置につけました。
しかし、2回目は136メートルと飛距離を伸ばせず、4位でした。
また、勢藤選手は1回目が123メートル、2回目が128メートルで、11位でした。
優勝はノルウェーの24歳、シリエ・オップセット選手で、1回目に141メートル50、2回目は150メートルと飛距離を伸ばして、合計229.8で今シーズン初優勝です。