シャンシャン7歳に 日本ファンも現地入り―中国

東京, 6月12日 /AJMEDIA/

昨年2月に上野動物園(東京都台東区)から中国に返還されたジャイアントパンダのシャンシャンが12日、7歳となった。中国で一般公開後、初の誕生日。成長した姿を一目見ようと、多くの日本のファンも現地を訪れた。

 シャンシャンは2017年に日本で生まれた雌のパンダ。所有権を持つ中国に返され、昨年10月から四川省雅安の保護施設で一般公開が始まった。日本の旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は誕生日を祝うツアーを催行。個人で施設を訪れたファンの姿も目立った。

 シャンシャンは12日朝、ファンの前に姿を見せると、おいしそうにタケノコやニンジンの朝ご飯をほおばった。福島県から訪れた大橋朱子さん(50)は「元気そうで安心した」と話し、「シャンシャンは本当に美形。次はできたらお婿さんを見たい」と再訪を誓っていた。

 地元政府の関係者によると、シャンシャンの人気は中国でも高まっており、今や「施設で最も人気の一頭」。ただ、性格は人見知りなままだという。報道陣の取材に応じた飼育係の女性は「日本からも直接会いに来てほしい」と呼び掛けた。

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