キダ・タローさん死去 93歳 作曲家 CMソングなど多く手がける

東京, 5月16日 /AJMEDIA/

「浪花のモーツァルト」の愛称で親しまれた作曲家のキダ・タローさんが14日亡くなりました。93歳でした。

キダ・タローさんは兵庫県宝塚市出身で、高校時代に音楽バンドを結成したあと大学を中退し、その後、ピアニストや作曲家として活動しました。

NHKの番組「バラエティー生活笑百科」のテーマソングや北原謙二さんの「ふるさとのはなしをしよう」といった歌謡曲のほか、かに料理店やインスタントラーメンのCMソングなど親しみやすい音楽も数多く手がけました。

また、テレビやラジオの番組にも多く出演し、民放のバラエティー番組、「探偵!ナイトスクープ」では「浪花のモーツァルト」という愛称で親しまれ、関西を中心に幅広く活動していました。

所属事務所のホームページによりますと、14日亡くなったということです。93歳でした。

所属事務所は「お世話になった関係者の皆様、応援してくださったファンの皆様に心より感謝お礼申し上げます。これからもキダ・タロー先生の作品が皆様に愛され続けることを切に願います」とコメントしています。

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