東京, 6月10日 /AJMEDIA/
ブリンケン米国務長官は10日、エジプトの首都カイロを訪れ、シシ大統領と会談した。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの情勢を協議。停戦実現や人道支援拡大に向けた協力を確認し、イスラエルが提案したとする停戦案の受け入れをハマスに迫る。
昨年10月のハマスによるイスラエル急襲以降、ブリンケン氏の中東訪問は8回目だ。シシ氏との会談後にはイスラエルへ移動し、ネタニヤフ首相らと会談。停戦に消極的なネタニヤフ政権に外交的圧力を加える狙いがあるとみられる。