カルチャー重視の新設大会 堀米らトップ集まる―スケートボード

東京, 6月14日, /AJMEDIA/

スケートボードで新設の国際大会「UPRISING TOKYO」が5月下旬に東京・有明アリーナで開催された。競技の魅力を広めるべく、男子ストリートで東京五輪金メダルの堀米雄斗(MIXI)らの思いに応える3日間となった。
堀米が逆転優勝 スケートボード

 大会は楽天が主催。堀米は普及活動を行うことを目的とした戦略的パートナーシップ契約を結んでおり、コースの設営には自身の意見も反映された。海外からもトップ選手が多く参加。堀米は「五輪などでは滑らない人たちも出ている。本当のプロのストリートスケーターも滑っているから、新しいインスピレーションや楽しみを見つけられる」と意義を語った。
 会場にはスケートボードの歴史を紹介する展示が設けられ、音楽ライブも行われるなどイベントと競技が融合した大会となった。東京五輪で日本代表コーチを務めた早川大輔氏による教室も開かれ、女子ストリートで同五輪金の西矢椛(サンリオ)も講師で参加した。
 五輪競技でありながら、スケーターは「カルチャー」を重視する。堀米は「本当のスケボーの楽しさ、魅力も伝えていきたい。(順位を競う)大会だけでは分からない部分もある。こういう大会やイベントがどんどん増えればいい」と話した。
 技の出来を競う「ベストトリック」部門では、スケーターらがスマートフォンで思い思いに撮影。自由な雰囲気の中で、果敢に大技に挑む仲間をたたえ合っていた。

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