東京, 11月01日, /AJMEDIA/
中央アジアのカザフスタンにある炭鉱で28日に起きた爆発事故で、坑内に残されたとみられる人の捜索が進められていましたが、31日、当局は最後の1人が遺体で見つかったと発表し、死亡した人の数は合わせて46人になりました。
カザフスタンの中部カラガンダ州にある炭鉱で28日、爆発事故があり、当局は、坑内に残されたとみられる人の捜索を続けるとともに、会社側の安全管理に問題がなかったかなどについて捜査を進めていました。
カザフスタンの非常事態省は31日、最後の1人が遺体で見つかったと発表し、死亡した人の数は合わせて46人になりました。
非常事態省は「国内で起きた最大の悲劇の1つだ」としています。
また地元メディアによりますと、200人以上が救出されましたが、27人が病院で手当を受けているということです。
カザフスタンのスマイロフ首相は、閣議で、この会社はことし8月にも同様の事故を起こし5人が死亡したと述べて会社の安全管理のあり方を批判し、炭鉱を事実上国有化する方針で検討を進めていると明らかにしました。