東京, 10月03日, /AJMEDIA/
プロ野球、オリックスの抑え平野佳寿投手が、2日夜の日本ハムとの試合で、日米通算250セーブを達成しました。通算250セーブ達成は日本選手では4人目です。
平野投手は2日夜、京セラドーム大阪で行われた日本ハムとの試合の9回、3対0でリードした場面でマウンドに上がりました。
先頭バッターにヒットを打たれましたが、その後は内野ゴロと空振り三振、最後はファウルフライに打ち取って、日米通算250セーブを成し遂げました。
そして、6年間ともに投手としてプレーした広報担当の佐藤達也さんから、記念のプレートを受け取りました。
通算250セーブは日本選手では4人目で、2010年に中日の岩瀬仁紀さんが達成して以来です。
日米通算250セーブは、名球会の入会規定にもなっています。
平野投手は京都府出身の39歳。
最速150キロ台のストレートを投げる右ピッチャーで、2005年に京都産業大からオリックスに入団しました。
その後、大リーグに移籍し、3シーズンで8セーブを挙げ、2021年にオリックスに復帰しました。
今シーズンも安定したピッチングで、10月1日まで41試合に登板して28セーブ、防御率1.15をマークしていました。
平野投手は会見で「今シーズンで決めたい思いが強かったので、この1週間やきもきしていた。ホームで決められて、チームメートに感謝したい」と心境を話しました。
ふだんはランナーを背負っても平常心を保っているという平野投手は、「今夜の先発がエースの山本由伸投手で、点を取られそうにない投球をしていた。早い段階から9回に出番が来ると思って、いつもより早く5回から緊張してしまった」と話していました。