オペラ「アイーダ」 新国立劇場で5年ぶりに上演へ

東京, 4月4日, /AJMEDIA/

オペラの傑作「アイーダ」が新国立劇場で5年ぶりに上演されるのを前に3日、リハーサルが公開され、招待されたオペラファンたちが本番さながらの舞台を楽しみました。

「アイーダ」は古代エジプトの戦士と敵国の王女の悲しい恋を描いたオペラで、豪華絢爛(ごうかけんらん)な舞台装置と300人をこえる出演者で舞台芸術としては最大規模とされています。

5日から東京 渋谷の新国立劇場で5年ぶりに上演されるのを前に3日、リハーサルが公開され、新国立劇場の賛助会員などおよそ1300人が招待されました。
新国立劇場では、コロナ禍でオペラの公演は出演者の間隔を広く取るなどしていましたが、去年の秋からは本来の演出で上演していて先月からは客席からの声援も認めているということです。

リハーサルでは第2幕の「凱旋(がいせん)の場」で、300人余りの出演者が舞台に上がると有名な「凱旋行進曲」が高らかに鳴り響き、盛り上がりは最高潮に達しました。

そして、カーテンコールでは本番さながらの舞台に大きな拍手と「ブラボー」の声援がおくられていました。

訪れた都内の70代の夫婦は「荘厳な舞台で改めてすばらしいなと感じました。少しずつにぎわいも戻り、コロナ前に戻りつつあるような気がしました」と話していました。

オペラ「アイーダ」は、5日から今月21日まで、東京 渋谷の新国立劇場オペラパレスで上演されます。

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