ウクライナ 領土奪還へ反転攻勢続く EUはキーウで外相会議へ

東京, 10月03日, /AJMEDIA/

ウクライナでは領土奪還を目指して反転攻勢が続くなか、EU=ヨーロッパ連合は2日、外相会議をウクライナの首都キーウで開催します。ウクライナヘの「支援疲れ」も指摘されるなかでEUとして結束して支援を継続する姿勢を示すねらいもあるとみられます。

ウクライナ軍は2日、南部ザポリージャ州の主要都市メリトポリや東部ドネツク州の激戦地バフムトに向けて反転攻勢を続けていると発表し、占領された地域を少しずつ解放しロシア側は人員や装備を失っていると強調しています。

アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は1日の分析で、ウクライナ軍がことし8月に奪還を発表したザポリージャ州西部のロボティネ付近で、一進一退の戦闘が続き「流動的になっている」との見方を示しました。

こうした中、EU=ヨーロッパ連合は2日、外相会議をウクライナの首都キーウで開催するため、加盟国の外相がキーウに集まっていると明らかにしました。会議に先立ちEUの外相にあたるボレル上級代表は、今後の支援について意見を交わすことが目的で、ウクライナへの関与がゆるぎないことを示すための開催だと説明しました。

ロシアによるウクライナ侵攻の長期化でウクライナヘの「支援疲れ」も指摘される中で、EUとして結束して支援を継続する姿勢を示すねらいもあるとみられます。

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