ウクライナのNATO加盟支持 トルコ大統領、ゼレンスキー氏と会談

東京, 7月08日, /AJMEDIA/

【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は7日、イスタンブールでウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。エルドアン氏は会談後の共同記者会見で「ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)加盟に値する」と表明し、加盟を求めるウクライナの方針を支持する考えを示した。
ウクライナ加盟は時期尚早 米大統領、NATO会議前に

 トルコはロシアによるウクライナ侵攻を巡り、NATO加盟国の中では際立ってロシアに配慮する立場を取るが、一方でウクライナに寄り添う姿勢も示した形だ。ゼレンスキー氏は、エルドアン氏の支持表明を「うれしく思う」と評価した。
 エルドアン氏は昨年2月の開戦直後から停戦仲介を試みている。今回のゼレンスキー氏に続き、「来月にはロシアのプーチン大統領がトルコを訪問する」と語った。これに対し、ゼレンスキー氏は「トルコは和平で指導力を発揮しようとしている」と述べるにとどめ、ロシアとの対話については温度差が浮き彫りとなった。

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