東京, 10月21日, /AJMEDIA/
テヘラン、イラン、10月21日(AP)― 道徳警察によって服装規定違反で拘束されていた22歳の女性の死を巡って、数週間にわたる抗議デモが続く中、イランのイスラム革命防衛隊は10月19日、同国北西部で1週間にわたる軍事演習を開始した。
演習では、アゼルバイジャンとの国境に沿って流れるアラス川に浮き橋を施設して、歩兵戦闘車両の渡河訓練を実施。
イランは北部で、内陸国のアルメニアと全長44キロの国境を共有する。
一方で、アルメニアとアゼルバイジャンの武力衝突によって、アゼルバイジャンが新たに領土を獲得した場合、仇敵イスラエルと戦略的な関係を深めているアゼルバイジャンの存在が、改めて大きな脅威となる可能性がある。
アゼルバイジャンとアルメニアは、これまでも断続的に武力衝突を繰り返しており、9月には両国合わせて176人の兵士が死亡した。