東京, 10月01日, /AJMEDIA/
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1日午前、固体燃料ロケット「イプシロン」5号機の打ち上げを予定の約15秒前に中止した。JAXAによると、国内外に7カ所ある地上の関連設備のいずれかに問題が生じたとみられるという。
JAXAは、機体の状態確認を進めるとともに、原因を調査する。新たな打ち上げ予定日は未定。
イプシロン5号機は大学や民間企業などの小型衛星9基を搭載。鹿児島県肝付町の内之浦宇宙観測所から、午前9時51分の打ち上げ予定時刻に向けてカウントダウンを進めていたが、約15秒前に緊急停止した。