東京, 11月28日, /AJMEDIA/
イスラエルとイスラム組織ハマスの仲介を担っているカタール政府は27日、パレスチナのガザ地区での戦闘休止を2日間延長することで合意したと発表しました。
新たな合意が守られれば戦闘の休止は少なくとも29日まで延長されることになります。
カタール外務省の報道官は27日SNSへの投稿で、ガザ地区での戦闘休止を2日間延長することで合意したと発表しました。
イスラエルと、ガザ地区を実効支配するハマスは今月24日から4日間にわたって戦闘を休止し、ハマスが人質を段階的に解放する一方、イスラエル側も刑務所に収容しているパレスチナ人を釈放することで合意していました。
そして、3日目の26日までに、ハマスがイスラエル人40人と外国籍の18人を解放し、イスラエル側もパレスチナ人117人を釈放していました。
ハマスも27日夜「カタールと、エジプトの同胞との間で人道的な停戦をさらに2日間、これまでと同じ条件で延長することに合意した」とする声明を出しました。
ハマスは戦闘休止の期間中、解放するイスラエル人の人質1人につき、イスラエルの刑務所に収容されているパレスチナ人3人が釈放され、ガザ地区には人道支援物資を積んだトラックが1日200台搬入されることなどを条件としていました。
双方による4日間の戦闘休止は27日が4日目でしたが、新たな合意が守られれば少なくとも29日まで延長されることになります。