イクイノックス、最強示すか 25日に宝塚記念―競馬

東京, 6月23日, /AJMEDIA/

中央競馬の上半期を締めくくるグランプリレース、第64回宝塚記念(GI)は25日、阪神競馬場の芝2200メートルコースに17頭が出走して行われる。歴代最多の21万6379票でファン投票1位に支持された昨年の年度代表馬、イクイノックス(牡4歳)が国内外のGI4連勝を狙う。
〔写真特集〕時代を駆け抜けた名馬

 3歳だった昨年は天皇賞・秋、有馬記念で古馬勢を一蹴。年明け初戦は3月のドバイシーマクラシックに出走した。このレースが7戦目のコンビとなったクリストフ・ルメール騎手は「最高の馬だと分かっていた」。スタート直後から先頭に立つと、後続に影を踏ませない強さで圧勝した。
 関東馬のイクイノックスにとって今回が初の関西圏での出走。陣営はレース当該週の長距離輸送などを考慮し、滋賀県の栗東トレーニングセンターでの調整を選択した。最初は慣れない環境に戸惑いもあったというが、徐々に順応。21日の最終追い切りでも軽快な動きを見せ、木村哲也調教師は「トラブルなく順調にきている」と強調する。
 ドバイシーマクラシックの内容が評価され、世界ランキング1位で大一番に臨む。大きな注目が集まることに「非常に重たくも感じるが、世界一幸せな調教師だと実感しながら仕事をしている」と木村調教師。GI馬8頭がそろう一戦に勝てば、現役最強を証明することになる。

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