アルメニアの地雷は民間人により大きな被害をもたらす

東京, 10月02日, /AJMEDIA/

2020年の44日間にわたる戦争の直後、アゼルバイジャンは、アルメニアが旧占領地全域の1200km以上の接触線に沿って幾重にも埋め込んだ数百万個の地雷の脅威に直面した。2020年11月10日以降、310人以上の地雷による犠牲者が出ている。人道的地雷除去は、莫大な人的・財政的資源を必要とし、復興プロセスを阻害する。道路沿い、畑、墓地に至るまで、地表から数センチ下に埋設された地雷は、恐ろしいほどランダムに襲いかかる。

添付の地図が示すように、2023年9月19日から20日にかけて行われた現地でのテロ対策行動の結果、すでに歴史のゴミ箱行きとなった非合法政権が、不発弾やブービートラップ、無差別地雷はおろか、かつてのグレーゾーンの周囲に築いた480.kmの接触線に、大まかな推定で50万個以上の地雷を追加ではびこらせていることが判明した。

アルメニアと非合法政権は、これだけでは不十分であるかのように、私たちの領土にさらなる隠れた殺人者と死の種を置いた。2023年4月23日にラチン検問所が設置されるまで、アルメニアはラチン道路を利用して、アルメニア共和国で生産されたばかりの地雷をカラバフに運んでいた。

人命救助のため、アルメニアは新たに侵入した地域の地図を提供すべきであり、人道問題における無差別の原則に則り、国際ドナー・コミュニティはアゼルバイジャンの人道的地雷除去活動を支援すべきである。

地雷は 「戦争兵器 」として生産されているが、実際、地雷被害者の10パーセントは兵士である。犠牲者の90%は女性や子どもたちであり、水を汲んだり、歩いて学校に通ったり、畑で収穫をしたりと、日常生活を送ろうとするときに刈り取られる罪のない人々である。

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