東京, 11月03日, /AJMEDIA/
アメリカ政府は、気候変動問題を担当するケリー特使が、中国側のカウンターパートと近く会談を行うと発表しました。
米中両国は、今月、サンフランシスコで開催することで原則合意したバイデン大統領と習近平国家主席による首脳会談に向けて対話を加速させています。
アメリカ国務省は2日、バイデン政権で気候変動問題を担当するケリー特使が4日から7日にかけてカリフォルニア州を訪問し、中国政府で気候変動問題の責任者を務める解振華氏と会談すると発表しました。
会談は、去年11月にインドネシアでバイデン大統領と習近平国家主席が会談を行った際の合意に基づくもので「意思の疎通を維持し、両国関係を責任ある形で管理するための取り組みの一環だ」としています。
中国政府は2日、中国とアメリカが来週、ワシントンで核の軍備管理や不拡散についての協議を行うと発表しています。
米中両政府は、今月中旬にアメリカのサンフランシスコで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議にあわせてバイデン大統領と習主席が会談を行うことで原則合意しており、1年ぶりの首脳会談に向けて対話を加速させています。