アフガン首都爆発10人死亡 タリバン狙ったIS犯行か

東京, 10月04日, /AJMEDIA/

【イスラマバード=共同】アフガニスタンの首都カブールのモスク(イスラム教礼拝所)周辺で3日、爆弾が爆発した。暫定政権を樹立したイスラム主義組織タリバン幹部によると、少なくとも市民ら10人が死亡、17人が負傷した。駐留米軍が8月30日に撤退完了後、首都で大規模な爆発が起きたのは初めて。

モスクでは最近亡くなったタリバンのムジャヒド報道官の母親を追悼する行事が営まれていた。犯行声明は確認されていないが、タリバンと敵対する過激派組織「イスラム国」(IS)系勢力が参列したタリバン関係者を狙った可能性がある。

地元メディアによると、爆発後、タリバンはカブール北部でIS戦闘員の隠れ家を急襲し、戦闘員らを殺害した。爆発への報復とみられる。

「ISホラサン州」は8月15日にタリバンが首都を制圧する以前からタリバンと衝突し、東部ナンガルハル州などで攻撃を繰り返している。同26日には出国を希望する人々が殺到した首都の空港周辺で自爆テロを起こし、米兵13人を含む180人以上が死亡した。

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