アップル、「AirPods」のリアルタイム翻訳機能を計画か

東京, 3月14日, /AJMEDIA/

 Appleはワイヤレスイヤホン「AirPods」にリアルタイム翻訳機能を追加する計画だと、Bloombergが米国時間3月13日に報じた。

 Bloombergは「事情に詳しい人物」の話としてこの情報を伝えている。Appleの広報担当者はコメントの依頼にすぐには応じなかった。

 Bloombergによれば、この機能は2025年内に提供される見込みで、Appleの次期モバイルOS「iOS 19」と連携するAirPods向けソフトウェアアップグレードの一部になるようだ。

 使い方は想像通りだ。誰かが外国語を話している場合、「iPhone」が相手の発言をユーザーの言語に翻訳してAirPodsに送信し、その逆も行う。ユーザーが自分の言語で話すと、iPhoneがそれを翻訳して相手の言語で再生してくれる。まさに「スタートレック」の万能翻訳機さながらだ。

 Bloombergは、Appleが2020年からiPhone向けに「翻訳」アプリを提供していることにも触れている。米CNETの編集者であるBridget Careyは、2024年のスペイン旅行時にこのアプリを使い、翻訳したい内容を音声や文字で入力したり、美術館で説明文にiPhoneのカメラを向けてリアルタイム翻訳させたりしたという。

 なお、Googleの「Pixel Buds」など一部の競合製品は、こうした機能を何年も前から備えている。

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