アゼルバイジャン日本友好協会、 日本在住のアゼルバイジャンディアスポラ組織の声明文

東京, 11月23日, /AJMEDIA/

日本の政府機関の皆様、
日本のシンクタンクの皆様、
日本のマスメディアの皆様、

フランス上院は、アゼルバイジャンに対する不公平な制裁の賦課に関する法案を審議し、採択しました。私たち日本在住のアゼルバイジャンディアスポラはフランスの異常な決定に大きな驚きと失望を隠せません。

2022 年 11 月 15 日、フランス上院は、アゼルバイジャンに対する制裁の賦課に関する法案を審議し、採択しました。私たちはこの決定に大きな失望と驚きを持って、残念だと思いました。人間の自由、民主主義、権利の平等について世界に教えようとしている国の上院が、すべての法的、および道徳的規
則に違反し、そのような決議を可決することは、非常に不当なことです。 同時に、この法案は、「自由、平等、友愛」というフランスの考え方、道徳、および通常の政治論理とは相容れないものです。これにより、フランスは、世界の国々の間で得てきた尊敬と信頼を失うという、非常に間違った一歩を踏み出しました。

アゼルバイジャンは、2020 年のアルメニアの侵略戦争の時繰り広げた正義の戦争だけでなく、第一次カラバフ戦争 (1991-1994) においても、フランスの国家と政府の偏見と不正に直面しました。自分の自由、主権、領土保全のために戦っているアゼルバイジャンのような国に対するこの不正は、民主主義に対する不正でもあり、国際法や普通の論理には合いません。これにより、フランスはフランスに住むアルメニア人の票を獲得できますが、アルメニアを自分で獲得することはできません。この行動は、フランスを愛しているすべてのアゼルバイジャン人にとって大きな道徳的打撃です。しかし、私たち日本在住のアゼルバイジャンディアスポラは、世界とフランスにいる友人のおかげで、この打撃を確実に克服し、政治的独立と国の領土・主権の完全性を守るでしょう。

この不当な決定は、アゼルバイジャンの将来の世代に深刻な影響を与えると考えています。この決定により、フランス上院は、多文化主義の価値観で生きる国であるアゼルバイジャンに背を向け、全体主義的で、単一民族国家である侵略国家、アルメニアへの支持を示しています。フランスの有名な作家であ
るアレクサンドル・デュマの著書「コーカサスへの旅」を読み直し、アゼルバイジャンの寛容な価値観をより深く知ることをお勧めします。

アゼルバイジャンの辿る道は正義の道であり、フランスも他の国も、フランスのもの差しでは私たちの正義をはかることはできません。どの国でどのような決定が下されても、カラバフはアゼルバイジャンの一部であって永遠にアゼルバイジャンであり続けます!

アゼルバイジャン日本友好協会、
日本在住のアゼルバイジャンディアスポラ
2022 年 11 月 22 日

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