東京, 5月17日 /AJMEDIA/
5月17日、イルハム・アリエフ・アゼルバイジャン共和国大統領とアレクサンドル・ルカシェンコ・ベラルーシ共和国大統領は、フズリ市の破壊された場所を訪問し、同市のマスタープランを視察した。
AJMEDIAの報道によると、アグダム、フズリ、コジャベンド地区におけるアゼルバイジャン共和国大統領特別代表のエミン・フセイノフ氏は、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領に対し、過去30年間にフズリ地区の領土でアルメニア占領軍が引き起こした荒廃や破壊行為、市のマスタープランに従って実施された、また実施される予定の工事について報告した。
2040年までに、フズリ市の行政区域は1,943ヘクタールに、人口は50,000人に増加すると報告された。近代的な基準と建築的特徴に従って建設されるフズリ市は、解放地域で最大級の都市となる。フズリ市の持続可能な発展と住民や企業家の幸福に貢献するデジタル・ソリューションを活用し、従来のネットワークやサービスの効率を確保するために開発された「スマート・シティ」のコンセプトが打ち出された。市内に快適で近代的な生活環境を提供するため、中低層住宅や中庭のある民家が建設され、教育、健康、文化、工業企業、レクリエーションなどの指定区域が設けられる。
また、2021年10月に礎が築かれ、建設が急ピッチで進められているアグダム-フズーリ高速道路は、カラバフ経済圏の占領から解放された地域や村の社会経済的発展に重要な役割を果たすプロジェクトの一つと考えられていることが報告された。バルダ-アグダム間の高速道路の延長は64.8キロである。