東京, 10月08日, /AJMEDIA/
10月4日(月)チェチェン共和国グロズヌイで、格闘技イベント『ACA 130』が開催された。ACA(Absolute Championship Akhmat)は、ACB(Absolute Championship Berkut)とWFCA(World Fighting Championship Akhmat)が合併したロシアの総合格闘技団体。 ACB時代に水垣偉弥をTKOで下したルスタン・カリモフなど、スター選手が揃っている。
この大会に出場したのは、旧K-1でバダ・ハリやレイ・セフォーと激闘を繰り広げたザビット・サメドフ(アゼルバイジャン)。サメドフは旧K-1消滅後、2013年5月25日にロシアの『Legend Fighting Show』でバダ・ハリをTKOで下すなど、ヘビー級戦線で頭角を現していた。現在もファイターを続けており、今大会では金網(ケージ)の中で行われたキックルールの試合に登場した。
サメドフの対戦相手は、コンゴのディディエ・キロラ。MMAファイターだが、キックルールでも連勝を重ねる強豪だった。サメドフは左右のパンチ主体で攻めるが、ミドルキックで動きを止めてローキックで的確にダメージを与えるところは、さすが元K-1戦士。キロラはパンチを返すが、ローキックで苦しむことに。
何度もローキックを蹴られて動きが止まると、レフェリーが試合をストップした。37歳のサメドフは、まだまだ伸びしろは十分。これからもヘビー級戦線を盛り上げてくれることだろう。